外来のご案内

 地域に密着した医療をめざしています。一般的な内科・外科診療を行いますが、特に循環器疾患や血管疾患を重点的に診療します。心電図やレントゲン撮影装置に加えて、循環器疾患や血管疾患の診断のため、超音波診断装置、ホルター心電図、血圧脈波検査装置を備えています。失神発作等の原因が不明の場合、ループ式埋め込み型心電計を小手術で体内に埋め込み、検査することも可能です。
 また、ペースメーカー外来やバスキュラーアクセス外来も行っています。
 2017年に全身の体組成も測定可能な骨密度測定装置を導入しました。

ペースメーカー外来(予約制)

 ペースメーカーは植え込み後、定期的な検査を必要とします。胸部レントゲン写真や心電図検査に加えて、各社のペースメーカーに対応した専用のプログラマーで検査を行います。事前にご予約いただき、ペースメーカー手帳に記載されている製造メーカーをお知らせください。

バスキュラーアクセス外来

 透析シャントの狭窄や閉塞に対して、必要に応じて外来でカテーテル治療(PTA)や日帰り手術を行います。新規のシャント設置手術も日帰りで行っています。お気軽にご相談ください。

設備の紹介

超音波診断装置(日立アロカ社製 ARIETTA 70、ソノサイト社製 M-Turbo)

 心エコー、血管エコー、透析シャントエコーなどの検査が行えます。

ホルター心電計(フクダ電子社製 FM-180S)

 スマートホンの半分程度の大きさの装置です。胸・腹部に張った電極に接続し、24時間心電図を記録することにより、不整脈の診断を行います。装置を装着しても入浴やシャワーを除いて日常生活は普段どおりに行えます。

血圧脈波検査装置(フクダ電子社製 VaSera VS-1500)

 両手両足の血圧を同時に測ることにより、動脈硬化の程度を検査する装置です。

血管撮影装置(General Electoric社製 OEC One)

 最新のフラットパネルを搭載しデジタルサブトラクション血管撮影(DSA)機能を備えた血管撮影装置です。透析シャントの検査やカテーテル治療のために使用します。

骨密度・体組成測定装置(HOLOGIC社製 Horizon Wi)

 最も信頼性の高いDXA法による骨密度測定装置です。全身のスキャンができるため体組成や体脂肪率を正確に測定することもできます。